シラタキのゲームブログ

ゲームに関する記事を書いていきます。

フレームレート(FPS値)の重要性とメインメモリOC(オーバークロック)

shirataki01414.hatenablog.jp

前回「フレームレート(FPS値)の重要性とCPU,グラボ」というタイトルで、CPU,グラボを良いものに変えることでフレームレートが上昇する事を説明しました。実は、あれから何度かTDMを遊んで、「あれ?まだフレームレート低い?」と感じるようになりました。

Vikendiは重たい

TDMには幾つかの種類があってVikendiをベースにした二つのマップがあります。このどちらもErangelなど他の島をベースにしたマップより重たいです。トレーニングモードでは人の多そうな場所でも150fps前後を維持できるのですが、ShadowPlayで録画したものを後で見返すとfpsが100前後まで下落することがよくあることがわかりました。Vikendiはもっとひどく100fps未満になりやすいことがわかりました。平均値はVikendi110fps前後、他は大体140fps前後でした。

思い返すと、Vikendiは他のマップよりも相手が強く感じることが多く、フレームレート的にまだ不利な状況のようでした。

フレームレートをあげる方法はあるのか?

色々調べた結果、メモリを変えることでさらにフレームレートが上がる可能性があることがわかりました。

www.youtube.com

この検証動画によればクロック周波数の高いメモリでは低いメモリよりもフレームレートが高くなっています。

メモリをオーバークロックする

現状主流のメモリであるDDR4には幾つかの種類があるのですが、通常は2666Mhz以下のメモリを使用することになります。https://pc-seven.co.jp/にて販売されるゲーミングBTOでもDDR4-2666しか選べません。これは、現在メモリはIntel 9世代までは2666Mhz以下での動作は保証されている一方で、それを超える周波数での動作が保証されていないからです。

※ 10世代はDDR4-2933まで動作保証。AMD RyzenはDDR4-3200以上動作保証

オーバークロックのやり方や詳細は上記のURLを参照してください。

実は、動作保証はしていないものの、各社のマザーボードベンダーやメモリのベンダーはオーバークロック対応をしているという事を商品の売りにしています。

CFD販売 デスクトップPC用ゲーミングメモリ HX1シリーズ Intel XMP2.0 サポート PC4-33000(DDR4-4133) 8GB×2枚 無期限保証 W4U4133HX1-8G

今回はこのメモリをオーバークロックしてみました。あらかじめマザーボード側で動作確認のとれたオーバークロック対応メモリの情報がリストで公開されていますが、自分のマザーボードではこのメモリの動作確認はとれていませんでした。しかし、動作しないわけではなさそうでしたのでオーバークロックに挑戦。

結果、今のところ3800Mhzまでオーバークロックできました。

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FF15ベンチや3Dmarkのスコアも大分伸びました。

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FF15ベンチの結果から、RTX2080Superの環境でありながらRTX2080Tiに迫る性能へ。

CPUとGPUオーバークロックもしているので、スコアが相乗的に高くなっている可能性もあります。

PUBGでの結果は?

数値的には、20~30fps位増加したようです。Vikendiでも140fpsを下回ることは少なくなりました。何度かTDMを試した結果、体感的にも撃ち負ける機会が減ったように感じます。

youtu.be

CPU は全コア4900Mhz、メモリは 3773Mhz までオーバークロック

まとめ

メモリのオーバークロックは効果が高いと言えるでしょう。数値的にはCPUかグラボをグレードアップしたのと同じくらい効果が高いです。しかも、16GB程度であれば15000円以下ということでコストパフォーマンスは大変高いです。ただし、このような結果になったのは、元々CPUとグラボの性能を出し切れていなかった可能性も考えられますので、他の方の環境ではメモリオーバークロック試したら、同じような結果にならない可能性に注意してください。

メモリのオーバークロックはCPUやGPUと比べると難易度が高いです。pc watch の記事を読んでもよく理解できないかもしれませんが、効果は高いので勇気をもって挑戦してみてください。

フレームレート(FPS値)の重要性とCPU,グラボ

ここ数週間前から、Steam版のPUBGに力を入れてプレイしています。もうライト版はプレイしていません。

Steam版には8vs8のチームデスマッチモードがあり、ライト版4vs4よりマップ数も多く迫力のあるゲームを楽しめるようになっています。しかし、Steam版は重量級と表現される事もよくあり、ライト版よりずっと要求されるマシンスペックが高く、ライト版では問題なく動作していたのに、Steam版で何か問題を感じるという方も多いでしょう。

www.nvidia.com

nVidiaから「144 以上のフレームレートで『PUBG』をプレイして競争力を手に入れよう」という記事が公開されています。これによれば、

リフレッシュ レートの高いモニターと、144 以上の FPS を実現する GPU 能力があれば、どんなプレイヤーにも多くのメリットをもたらします。第 1 のメリットはシステム レイテンシの低下です。システム レイテンシとは、マウスの動きやキー操作から新しい情報によって画面が更新されるまでの時間のことです。ご想像の通り、レイテンシが小さくなれば、ターゲットをより早く見つけて反応することができます。

高い FPS ゲームのもう 1 つのメリットは、アニメーションがよりスムーズになることです。1 秒間に表示されるフレームの数が増えると、画面上の動きの間の間隔が小さくなります。FPS が 60 から 144 または 240 に上がると、敵の動きがより滑らかになり、ターゲットに狙いを定めやすくなります。詳細については、「高いフレーム レートが E スポーツに重要な理由」という特集と、下の WackyJacky のビデオと一緒にご覧ください。

もし、ライト版では快適にキルができていたのに、Steam版で思った通りにキルができないとかライト版で避けられていた弾がよく当たるというような状況に遭遇する場合は、フレームレートが低い、つまり、CPUまたグラボの能力が足りていないことが考えられます。

以前使っていたパソコンは旧世代のCPUにGeforce RTX2060Sという構成でした。この構成でもライト版はほとんど問題がなかったのですが、当初フレームレートがどうやら出ておらず、4vs4で撃ち負けているような状況がありました。そこで、旧世代ではありますが、さらにグレードが高い0.3ghz上のCPUに変えたところ、フレームレートが伸びキルがし易くなったことがありました。この経験とnVidiaの記事を読んで、Steam版8vs8で勝つために、最近新しいパソコンを買いました。

結果、グラボはGeforce RTX2060Sという構成はそのままでCPUなどそれ以外を新しくした結果、大幅にフレームレートが改善しSteam版8vs8のスコアが大幅に伸びました。30fps以上フレームレートが改善しました。

グラボをグレードアップしてさらにフレームレートは伸びるか

Geforce RTX2060SからGeforce RTX2080Sに替えてスコアやフレームレートが伸びるか確認してみました。結果、PUBG(トレーニングモード)ウルトラ設定時での差が大きく伸び、低設定は差がそれほどでないということになりました。20~30fpsの向上は期待通りなので満足です。ただ、意外に、Geforce RTX2060Sはけして安くないグラボなのでコスパの高いグラボだと評価が変わりました。

重たいゲームを遊ぶ時はさすがにGeforce RTX2080Sの方が役に立つでしょう。Bright memoryという一人称シューティングゲームはPUBGよりさらに重たいゲームですが、リアルタイムトレーシングON設定でもかな快適に動作します。

3DMarkベンチ比較(上RTX2060S,下RTX2080S)

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PUBGウルトラ設定比較(上RTX2060S,下RTX2080S)

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PUBG最低比較(上RTX2060S,下RTX2080S)

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G-SYNC に気をつけろ

実は、Geforce RTX2080Sで動作確認を始めた頃、フレームレートが想定より伸びない事象に遭遇していました。なぜか144fpsに制限が発生しているらしく PUBG 8vs8でGeforce RTX2060Sより悪く感じるか同じくらいの動作でした。いろいろ調べた結果、G-SYNCが原因であることがわかりました。

www.nvidia.com

詳しく追いきれていないのですが、私の環境ではモニターが144hzまでしか出ないので、G-SYNC有効時に144fpsに制限されるようです。Geforce RTX2060Sの場合はG-SYNCが有効にならないので問題が起こらなかったようです。

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Geforce RTX2060SにはNVIDIA コントロールパネル上にG-SYNCに関する設定項目がありませんが、Geforce RTX2080Sにはあります。これが最初から有効になっており、無効にすると想定通り144fps以上でます。

GPUの設定を変えてさらにフレームレートを出す

「144 以上のフレームレートで『PUBG』をプレイして競争力を手に入れよう」でも紹介されていますが、NVIDIA コントロールパネルでゲームでは設定できない部分のチューニングができます。

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効果が微妙なのですが、今回の検証では、低遅延モードウルトラ、電源管理モードパフォーマンスを最大化を優先にしています。効果があるというブログ記事もあるのですが、今の所この2点については効果がよくわかりません。あるような無いような。他の設定項目に関しては見た目に影響を与えるなどの効果は確認できています。大きく効果が変わることはなさそうですが、さらに上位のプレイを目指す場合にはNVIDIA コントロールパネルの3D設定の管理を使ってみることをお勧めします。

まとめ

半年前くらいからPCゲームを遊び始め、特にプレイ体験に大きく影響したと感じたフレームレートに関する自分の経験を書いてみました。某掲示板でオートエイムチーターがいると報告する方が割といたのですが、相手の動きがよく見えなかったり先制攻撃されると感じる場合には、フレームレートが出ていなかった事が原因の可能性があります。フレームレート向上はゲーミングで大変重要な要素ですので、まずここに拘るとよいかもしれませんね。

PUBG TDM 8vs8 の攻略とか感想

ここ数週間はずっと 8vs8 をやってきてスコア的には全参加者中上位に入れる実力が付いたので、今回は PUBG TDM 8vs8 の攻略と感想を書いてみたいと思います。

基本ルール

PUBG Steam 版 TDM は最大で8対8で行われ、一試合につき50Kill先取で勝利1、先に2勝した方がドン勝つとなるアーケードゲームになっています。制限時間が設定されていますので、引き分けもあるかもしれません。

必ず8人集まるわけでなくより少ない人数で試合が行われることも少なくありません。当然人数が少ない方が不利ですが、個人で強いプレイヤーが多い方がデスを抑えて Kill を増やせるので人数が少ない方が勝つ事も多いです。

試合開始前にスパウンキットと呼ばれる、武器セットを選べます。大別で AR, SMG, SR, DMR, SG をメイン武器に、それぞれにグレネード、小銃、回復が付く場合もあります。防具もそれぞれでレベル1、レベル2の差があります。スパウンキットはマップを開くことで試合中に選びなおせます。試合中にエアードロップが行われることがあります。Groza, AUG, Mk14, AWM やレベル3防具、回復アイテムが入っています。M249は入っていないようです。

マップは7種類、エランゲル(遺跡)、エランゲル(基地)、ミラマー、サノック(港)、サノック(パラダイスリゾート)、ヴィケンディ(村)、ヴィケンディ(橋)からランダムで選ばれます。それぞれに特徴があり、AR より DMR が効果的なマップがあります。

敵を倒すことで、ブーストゲージが増えます。弾の補給は死体箱から行うことが出来ます。

倒されると通常は味方の近くにリスパウンされますが、敵も味方もいない離れた場所に行われる場合も稀にあります。

攻略

まず、スパウンキットの選定ですが、基本的には AR と DMR がおススメです。AR と DMR は汎用性が高く弾の補充がし易いからです。ライト版では DMR はあまり活躍できませんでしたが、Steam版ではマップが広く遠距離戦の機会も多い為、ARより DMR が活躍する場面も多いです。逆にあまりおススメできない武器としては、SR と SG です。当たると強い必殺武器として機能しますが、上級者向きの武器で大変使い難い為 kill も難しく活躍が限定されます。個人的におススメの武器が SMG Vector です。弾の確保が難しい一方で、防具がレベル2という事もあって近距離戦では無類の強さを発揮するので強敵に対しては有効です。

マップによって AR が使い易いとか DMR が使い易いなどマップに合わせて武器を選択すると効率よく立ち回れます。エランゲルでは基地、遺跡ともに DMR が活躍します。視界が開けており位置によっては一方的に遠距離射撃でkillを獲る事が出来ます。SR と SG は使い難い武器ですが、局所的に役に立つ場合もあるので色々試してみてください。サノック(港)では、遠距離射撃チームと近距離戦チームに分けて立ち回ることになりますが、船の上の敵には DMR より SR の方が良いかもしれません。コンテナ周辺は膠着状態になりやすくリーンでの撃ち合いとなりがちですが、SGで特攻をかけたり、SR で頭一個出しを狙い撃ちすると効果的です。

感想

ライト版は飽きが早かったのですが、こちらはまだ遊び足りてない感じでもうしばらく楽しめそうです。ライト版の時よりハードウェア環境が充実してきたこともあってか、SR やハンドガンなど今まで使わない武器も kill が獲れるようになってきて遊びの幅が広がりました。ツイッターyoutube で 8vs8 やっている方をあまり見かけませんが、マッチングは早く個人的にはかなり楽しいゲームモードです。

詳しく攻略方法を書こうか少し悩んだのですが、基本的にこのゲームモードは兎に角慣れフレームレートですので、やり込むことと環境を整える事が一番です。フレームレートは何処のマップでも 140fps を瞬間的に割り込む頻度が多いと敵がオートエイムやウォールハックを使ってくるように感じる場合があります。ヴィケンディは村、橋共に大変重いマップの為強敵に感じることも多いかもしれません。そう感じたら、CPU、メモリ、GPU をクロック周波数の高いものに換えてください。

PUBG ライト Bodie 攻略(武器編)

今回から複数回に分けて PUBG ライト Bodie 攻略記事を書いていきます。

第一回目は(武器編)です。

PUBGでは AR(アサルトライフル),SMG(サブマシンガン),DMR((ディジグネイテッド)マークスマンライフル), SR(スナイパーライフル),SG(ショットガン)等、たくさんの武器が用意されています。Bodie では30種類を超える武器を使うことができます。それぞれ、特徴があり、特定の状況下で活躍したり、あらゆる状況で平均的に強いなど用途を考えて運用すると効率的にKillできたり、勝利につながります。

基本的に、バトロワモードと4vs4で武器の強さが変わることはありません。しかし、Bodie では武器が自由に選べるため、最初から全力で戦う事ができます。バトロワモードと同様に AR は平均的に強く、戦場が狭いためより強さが際立つようになっています。AR の得意距離は中距離ですがスコープが等倍でも視界の奥まで有効な攻撃ができます。一方で SMG は AR より遠距離は不得意ですが近距離で AR より活躍します。たくさん Kill したい場合は AR と SMG を選択します。

AR

汎用的で大変使いやすい武器です。5.56mmと 7.62mm で反動、弾速、一発当たりの威力に差がありますが、ほとんど同じように使うことができます。人気のある武器は M416, M762です。M416 は反動が少なく弾速も早く誰が使っても強い武器です。3倍スコープまでならフルオートでも比較的安定射撃が可能です。一方で M762 は反動が強く練習が必要になりますが、威力があるのでヘッドショットしなくても敵を速攻で倒すことが出来ます。ヘッドショットなら数発で瞬殺が可能です。単発の威力も高いので、遠距離対応もし易いです。初心者から上級者までメイン武器で使う事ができます。弾倉が大きいので弾幕を張りながら攻撃を行ったり、連続キルし易いです。

バースト射撃対応の M16A4, Mk47 は弱く無い武器ですが、オート射撃ができないので、指が疲れやすくゲームを長時間プレイするには向いていません。

SMG

汎用的で使いやすい武器です。AR より近距離での戦いや集弾性が高いのが特徴です。基本的に AR と同じ使い方ができますが、近距離では AR との撃ち合いに勝ちやすいです。集弾性が高いので腰撃ちが強力です。人気のある武器は Vector, MicroUziです。個人的におススメなのは Vector で、倍率スコープが使えて AR と同じような使い方ができるうえ、近距離で AR に撃ち負けません。弾速が速い代わりに一発の威力が低いので弾切れしやすい点に注意です。初心者には使い難い武器に該当するので、AR で慣れたからの使用をおススメします。

DMR

AR より遠距離での戦いに特化させた武器です。距離が開いているほど効果的な武器です。また、リーンを活用する上級者同士の撃ち合いでは頭一個分しか出さないことが多いので、単発で威力が高い DMR が有効です。SMG 以上に使い難い武器に該当するので、中級者から上級者向けです。

前に出てKillを獲るための武器では無く、後方から味方を援護するのに向いています。Bodie は障害物が多くマップが狭いので活躍の場は少ないです。

SR

大変使い難い遠距離用の武器です。基本的にヘッドショットを狙ってKillを獲る武器で、上級者向きで一撃必殺を狙うものです。この武器は基本的に Bodie は使われません。

SG

マップ中央の倉庫や1,2メートルほどの近距離で活躍する武器です。他の武器より近距離では圧倒的に強いので、SMG 対策で使用します。S12K はダックビルと一緒に運用すると一撃で敵を倒しやすく扱いやすいのでおススメです。SMG 以上に使い難い武器に該当するので、中級者から上級者向けです。距離が離れるほど弱いのでセカンド武器として使います。

まとめ

SR 以外使い道があるので、色々試して効果を確かめてみてください。AR と SMG の組み合わせはスキの無い編成になり、とても使いやすくKillも獲りやすいでしょう。相手が上級者の場合、セカンドとして DMR または SG を利用するの有効です。

後で紹介する予定ですが、このモードは相手の最終防衛ライン(強ポジ)まで攻める事が重要になります。そのため、武器編成は素早く時間制限内に行わなければならないので、連携が取れる場合は武器がダブらないように選ぶといいかもしれません。

PUBG ライトを快適に遊ぶためのマウス(感度)に関する設定

今回の記事は PUBG ライトを快適に遊ぶためのマウス(感度)に関する設定ということで、マウスや感度に関しての設定箇所や項目を紹介します。

対象の方は、主に今まで PUBG モバイルを遊んでいて、PUBG ライトが PC ゲーム初になる方向けとなります。既に本家 PC 版 PUBG や別の FPS を遊んだ経験者の方には既知の内容かもしれません。

マウスの加速度を無効にする

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ヘッドショットするために頭を狙ったつもりが少し場所がズレてしまい上手く照準が合わないとしたら、OS の加速度に関する設定が有効になっているかもしれません。

スタートメニュー→Windowsシステムツール→コントロールパネル→マウス→ポインターオプション

"速度"内の"ポインターの精度を高める"のチェックが外れているか確認してください。この設定が有効だと FPS のようなシューティングゲームではエイムがズレる原因になります。有効にしていても経験の浅い内は違和感が無いかもしれません。フルオートで射撃を行う場合にはむしろ有効に働く場合もあるかもしれませんが、僕の感覚では無効をおススメします。

マウスの DPI 感度設定

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dpi(ディーピーアイ、DPIとも表記)とは、dots per inchの略で、ドット密度の単位である。1インチ(1平方インチではない)の幅の中にどれだけのドットを表現できるかを表す。なお、dpiで表したドット密度の数値を、単にdpiと呼ぶことがある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ゲーミングマウスではこの DPI に関する感度を細かく設定することができます。普通の安物マウスでは設定できない部分です。

G300Sr では DPI 感度を三つのモードと各モード内で四段階設定することができます。この機能により、PUBGライトではこのモード感度で、別のゲームではこのモード感度でという具合にボタンでスイッチして切り替えることができます。G300Sr ではLEDの色で今のモードを区別することができます。例えば、PUBGライトは青、それ以外は赤にという具合です。

私の設定はスクリーンショットの通りです。常時使用している DPI 感度は 1000 です。500ずつ減らしたり増やしたりできるように4段階設定してますが、特に使っていません。

最初の頃は、ショットガンや SMG を接近戦で多用する目的で、感度高めに1500でプレイしていたのですが、試しに下げてプレイしたところ低い方がエイムがどの距離でも合いやすいことが分かりました。

調べてみると、DPI 感度は 1000 以下の場合が多いようです。400 ~ 800 位の間に殆どのプレイヤーが収まるらしいです。私は接近戦を好むので平均より高めの1000が丁度良いらしいですね。

DPI 感度は好みや使っているモニターにも影響を受けるので、一概にこれだ!と決められるものでは無いと思われますが、800位で始めて、200毎に減らしたり増やしたり調整してみてください。

ゲーム内感度設定

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  • General Sensitivity(一般状態での感度)
  • Vertical Sensitivity Multiplier(垂直感度倍率)
  • Aim Sensitivity(AIM感度)
  • ADS Sensitivity(ADS感度)
  • Universal Sensitivity for all Scopes(全スコープの共通感度)
  • nX Scope Sensitivity(n倍スコープの感度)

幾つか項目がありますが、今回紹介するのは黄色で線を引いた上記の通りです。スクリーンショットが英語になっているのはまだ日本語リリースが始まっていないためです。翻訳はPC版本家を参考に行っています。

マウスの DPI 感度設定にもよるので一概にこれだ!と決められるものでは無いと思いますが、僕はスクリーンショットの通り設定しています。本家の設定をそのまま流用しています。

おそらく、Aim Sensitivity がスコープを覗いて無い時の感度で、ADS Sensitivity はアイアンサイトやドットサイトの時の感度だと思われます。nX Scope Sensitivity はそれぞれを覗いているときの感度です。General Sensitivity は UI 関連の感度だと思います。間違っていたらすいません。

好みや好きな武器にもよるので参考ということで色々試してみてください。

まとめ

マウス(感度)は好みもあるので一概にこれだ!と決められるものでは無いかもしれませんが、僕のおススメの設定をご紹介しました。次回はキーアサインについておススメの設定を紹介したいと思います。

PUBGライトを遊ぶための環境作り(ハードウェア)

PUBGライトの日本リリースが12/13に決まりました。

ということで、PUBGライトを遊ぶための環境作り(ハードウェア)について記事を書いてみます。そろそろやってみようかという人も最高潮になっているんじゃないでしょうか?

ノートPCでも遊べるというのが売りですが、単純に遊べるという事と快適にストレスなく遊べるというのは違いますので、今回は僕がおススメする、快適にストレスなく遊べる環境を紹介します。実際使っている製品や気を付ける点について解説します。

ビデオカード、CPU(パソコン)

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公式サイト上に必要動作スペックと推奨スペックがありますが、推奨スペックでも最高設定だと FPS 値が伸びずに撃ち負ける可能性がある気がしますね。

www.youtube.com

こちらの動画は GTX 1050 Ti + Intel i5-9400F の組み合わせのプレイ動画です。新モードの Free for all を最高設定でフレームレート 100 fps を切っていますね。Free for all は小さいマップで最大 8 人で戦うモードなので兎に角撃ち合いの強さが重要です。

理屈としては

malamente.org

こちらの記事が参考になります。

今後綺麗な画質で遊んでみたり、立ち回りの見直しのためや友達に自慢するために動画をキャプチャしたいこともあるかもしれません。そうなると、オンラインショップサイトで簡単に手に入ってそこそこ安く快適に動作する GTX 1050 Ti がおススメですね。また GTX 1050 Ti にはロープロファイルと呼ばれる省スペースデスクトップパソコン向けの規格に対応しているので、部屋に余裕が無い方や大きいパソコンが嫌いな人におススメです。

GTX 1050 Ti ロープロファイルが組み込まれた省スペース中古PCは現在の相場だと大体5万円~7万円位でした。

パソコンに知識のある方なら PC を別で購入してグラボだけを新品で購入するともっと安く揃えることができます。

www.be-stock.com

これに

Amazon CAPTCHA

なら約4万円ですね。

知識の無い方は、すでに動作確認済みの中古PCを専門店から購入するといいでしょう。

僕は本家を遊ぶためによりグレードの高い中古 PC で遊んでいます。本家PC版がそれなりに遊べていれば、ライト版は全く問題なく快適に遊べるはずです。

CPU は core i5 以上ならよほど古いものでなければ OK です。

モニター

モニターはリフレッシュレート 120hz 対応をお勧めします。 できれば 144hz を選択してください。ゲーミングモニターといっても 120hz 出ない製品もあるので仕様をよく確認しましょう。今後ビデオカードをグレードアップする予定がある場合は 144hz を買ってください。リフレッシュレートを超えるフレームレートは出せません。ゲームで 144fps でてもモニターが 120hz なら 144fps でません。

画面の大きさは20インチ前後がおススメです。120hz 対応機種なら大体この大きさに自動的になりそうですが、13インチのようなあまり小さいものだと解像度がフルHDに対応していても視覚による索敵やエイムが困難になります。小さいほうが索敵がしやすいという考え方もあるようですが、実際に13インチの小さいモニターで確認した僕の感覚ではおススメしません。

キーボード

意外にキーボードは重要になります。ゲーミングキーボードは不要という考え方もあるようですが、Nキーロールオーバーアンチゴースト対応機種を買うことをお勧めします。

キーボードは安いもので1000円位で購入可能ですが、Nキーロールオーバーとアンチゴーストには対応していません。

これらの機能はゲームで同時入力を実現するために必須です。

PUBG では WASD (移動) しながら息止め(Shift)、リーン(Q or E)という複雑な同時押しをすることを求められます。安物だとうまくこれらが機能しませんので、操作に慣れるほどに違和感を感じるようになります。

ゲーミングキーボードはピンキリですが、アンチゴースト対応していない安物は止めた方がいいでしょう。必ず二つに対応が明記されている機種を買いましょう。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07QYTT7SX/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

私はこの DREVO 製有線式キーボードを使っています。DREVO はそこそこ有名なキーボード屋さんなので安心です。

キーボードはスイッチの仕組み別に、メンブレン式、パンタグラフ式、メカニカル式、ギアドライブ式があります。このキーボードはメカニカル式で、メカニカル式はさらに赤軸、茶軸、青軸、黒軸と種類があります。クリック感や押下圧に違いあります。僕は赤軸と青軸を試しました。カチカチした押し感が欲しい人は青軸、ボイスチャットをしたい場合は赤軸がおススメです。赤軸は青軸よりも押下圧が軽いので個人的にはかなりおススメです。マイクに性能にもよりますが、青軸だとカチカチ音がかなり大きいのでマイクに拾われやすいのが難点です。他のプレイヤーに迷惑をかけるので、ボイスチャットをよくするならキーボードの音が小さい製品を選びましょう。

DREVO Calibur V2 はテンキーレスで英字配列の特殊なキーボードなので普通の方には使い難いかもしれません。キーの数が少ないと机を広くとれます。また、この製品には標準で防塵カバーがついています。LED もすべて消灯可能です。

マウス

マウスはゲーミング対応ならどれでもよいと思います。僕は Logicool の G300Sr を使っています。サイドボタンが付いていて、DPI の設定ができれば何でも良さそうです。高いものではないのでマウスパッドの購入もおススメです。良くマウスを動かすのでパッドが無いと机が擦れるかも。

ヘッドセット

7.1ch (立体音響)対応のヘッドセットをおススメします。Logicool の G433 は DAC 付きで 9000円 以下で購入できます。

PUBG では音による索敵が大変重要です。7.1ch 対応は足音や銃声の位置を正確に聞くために必須です。なお OS の機能でパソコン自体を立体音響対応にすることができます。とりあえず良くわからないので今あるイヤホンを使うなら、Windows Store から Dolby atmos または DTS Sound Unbound を手に入れてください。有料ですが体験版があります。僕は SteelSeries の GameDac を使っています。USB 接続の DAC は手元で調整できるダイヤルついていてとても便利です。一時的に音を大きくしたり小さくしたり、また、ハイレゾモードで音楽をクリアに楽しめます。そこそこ値段がするのでおススメしません。

ビデオキャプチャ

GeForce では ShadowPlay と呼ばれる無料のソフトを使用して綺麗な映像をキャプチャすることができます。この機能は何度もストレージに書き込みを行うそうなので OS とは別の例えば USB 接続の SSD に保存するように設定を変える方が良いかもしれません。

まとめ

僕のおススメする環境について、具体的な製品名や必要な機能について可能な限り説明してみました。大体10万円以下に収まるでしょう。次回は快適に遊ぶための PUBG に関する設定についてお話する予定です。マウスは何でもよいと説明しましたが、快適に遊ぶために感度に関する設定を行う必要があります。