シラタキのゲームブログ

ゲームに関する記事を書いていきます。

フレームレート(FPS値)の重要性とメインメモリOC(オーバークロック)

shirataki01414.hatenablog.jp

前回「フレームレート(FPS値)の重要性とCPU,グラボ」というタイトルで、CPU,グラボを良いものに変えることでフレームレートが上昇する事を説明しました。実は、あれから何度かTDMを遊んで、「あれ?まだフレームレート低い?」と感じるようになりました。

Vikendiは重たい

TDMには幾つかの種類があってVikendiをベースにした二つのマップがあります。このどちらもErangelなど他の島をベースにしたマップより重たいです。トレーニングモードでは人の多そうな場所でも150fps前後を維持できるのですが、ShadowPlayで録画したものを後で見返すとfpsが100前後まで下落することがよくあることがわかりました。Vikendiはもっとひどく100fps未満になりやすいことがわかりました。平均値はVikendi110fps前後、他は大体140fps前後でした。

思い返すと、Vikendiは他のマップよりも相手が強く感じることが多く、フレームレート的にまだ不利な状況のようでした。

フレームレートをあげる方法はあるのか?

色々調べた結果、メモリを変えることでさらにフレームレートが上がる可能性があることがわかりました。

www.youtube.com

この検証動画によればクロック周波数の高いメモリでは低いメモリよりもフレームレートが高くなっています。

メモリをオーバークロックする

現状主流のメモリであるDDR4には幾つかの種類があるのですが、通常は2666Mhz以下のメモリを使用することになります。https://pc-seven.co.jp/にて販売されるゲーミングBTOでもDDR4-2666しか選べません。これは、現在メモリはIntel 9世代までは2666Mhz以下での動作は保証されている一方で、それを超える周波数での動作が保証されていないからです。

※ 10世代はDDR4-2933まで動作保証。AMD RyzenはDDR4-3200以上動作保証

オーバークロックのやり方や詳細は上記のURLを参照してください。

実は、動作保証はしていないものの、各社のマザーボードベンダーやメモリのベンダーはオーバークロック対応をしているという事を商品の売りにしています。

CFD販売 デスクトップPC用ゲーミングメモリ HX1シリーズ Intel XMP2.0 サポート PC4-33000(DDR4-4133) 8GB×2枚 無期限保証 W4U4133HX1-8G

今回はこのメモリをオーバークロックしてみました。あらかじめマザーボード側で動作確認のとれたオーバークロック対応メモリの情報がリストで公開されていますが、自分のマザーボードではこのメモリの動作確認はとれていませんでした。しかし、動作しないわけではなさそうでしたのでオーバークロックに挑戦。

結果、今のところ3800Mhzまでオーバークロックできました。

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FF15ベンチや3Dmarkのスコアも大分伸びました。

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FF15ベンチの結果から、RTX2080Superの環境でありながらRTX2080Tiに迫る性能へ。

CPUとGPUオーバークロックもしているので、スコアが相乗的に高くなっている可能性もあります。

PUBGでの結果は?

数値的には、20~30fps位増加したようです。Vikendiでも140fpsを下回ることは少なくなりました。何度かTDMを試した結果、体感的にも撃ち負ける機会が減ったように感じます。

youtu.be

CPU は全コア4900Mhz、メモリは 3773Mhz までオーバークロック

まとめ

メモリのオーバークロックは効果が高いと言えるでしょう。数値的にはCPUかグラボをグレードアップしたのと同じくらい効果が高いです。しかも、16GB程度であれば15000円以下ということでコストパフォーマンスは大変高いです。ただし、このような結果になったのは、元々CPUとグラボの性能を出し切れていなかった可能性も考えられますので、他の方の環境ではメモリオーバークロック試したら、同じような結果にならない可能性に注意してください。

メモリのオーバークロックはCPUやGPUと比べると難易度が高いです。pc watch の記事を読んでもよく理解できないかもしれませんが、効果は高いので勇気をもって挑戦してみてください。